(2020年2月17日修正)
2016年9月28日から11月3日までデンマークの首都コペンハーゲンを皮切りにドイツ、オランダ、ベルギー、フランスを旅行してきました。
最終日が過去のブログでも見つからなかったので過去記事という表現を抜いています。
一ヶ月ちょっとの旅行でしたが、いよいよ帰国の日となりました。
ホステルでドミトリーになったオーストラリア人に別れの挨拶を伝えて、チェックアウトのため受付にいき自転車をラゲッジルームから出したいことを英語で伝え、ラゲッジルームの鍵を開けてもらいました。受付に戻り追加料金がないことを確認し部屋の鍵を返しました。
最後に受付で聞かれたのは
「Everything OK?]
フランスに入ってからよく言われた英語です。意訳すると “忘れ物とかない?”と受け取れます
私「Everything OK! Mercy!!」
【えっ?】たった35日で私の子供が英語を話した!←超話題!
フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港からの出立は14時すぎでしたが、自転車を分解して荷物検査があるので念には念を入れて早めについておこうと思い、ホステルを8時半には出発しました。
*
11月1日からはサマータイムが終わり、時計の進みが1時間遅くなりました。ですので、8時半(サマータイムなら9時半)でも薄暗くなくちゃんと太陽を見ることができました。
*
朝日を背に受けて、まずは出発駅のパリノールド駅へ。大きな荷物は事前にヤマト運輸さんで発送手続きをしているので身軽です。自転車で空港まで行けるかもと思ったけど道の確認をしていないのでやっぱり列車で。
わかりにくいですがパリの観光地図です。中央右下にパリノールド駅があり路線「RER」なら空港に直接アクセスできます。ただ、治安的に評判はあまり良くない路線のようです。
私が乗った時は朝方のこともあり怪しい人は見かけませんでした。いきなり車内でバイオリンを弾き始めたおっさんがいてコインをねだってきました。ユーロコインを残していても使い道がないのでいくつか渡しました。日本ではない光景ですが良い気分になれました。列車内ミニコンサートってイベントやってないのかな?
10時前にシャルル・ドゴール空港駅に到着し、まだ10時過ぎでしたが搭乗予定のエミレーツ航空の受付場所に向かいました。空港内にもフランス軍の兵士がテロ警戒のためパトロールをしていました。空港なら当然のことだと思いました。
ホームからエミレーツの受付まで結構離れていて、最初は間違えたのかな?と思うぐらいの距離でした。受付カウンターを見つけられたので、自転車を分解して輪行袋に入れる作業を始めました。
キャリアなどの装備を外した状態です。改めてみるとシンプルだ。
ベンチが置いてあるスペースとはいえ、人がいないから作業を始めたんですが、どう見ても中華系の人が座るためにきました。他にも座れるところがあるのにしかも作業やってるんだから一言声をかけるとかそう言うのもなし。うんたくましい根性だ。こちらも気にせず作業を続けました。
日本から来る時はダンボールを調達しましたが、帰りは輪行袋を使って見ようと思いました。
*
正直、輪行袋を使用して預け荷物で輸送するとどうなるか不安はありました。予想通りフロントスポークはタイヤがはまらないくらい歪んだ状態になりましたが。。。
結果は以前のブログ「海外旅行損害保険請求をしてみた話」をご参照ください。
*
11時過ぎに自転車分解して、ふとエミレーツのカウンターをみると70〜80人くらい並んでいました。俺の乗る便より早く出発する人たちかな?と受付便を表示するディスプレイをみると俺が乗る予定の14時すぎの便の受付でした。2時間以上前なのにすでにかなりの数の人だし、どんどん人の列は長くなっているので自転車をデカいカートに乗せ慌てて最後尾に並びました。
フランスからドバイ経由なので白人系の他に中東系の人が多く見られました。でも受付カウンターはどうやらアジア系だけ別な感じで言葉で分けている感じでした。
カウンターの人から大きな荷物は何?と聞かれ自転車だと説明すると、よく聞き取れない英語で確認をされ、何度も聞き直されたけどよくわからず、結局中身を見せてほしいとなり、タイヤの空気圧の確認をしていました。自転車の空輸の際は気圧の関係で空気を抜かないと破裂する恐れがあります。事前にしっかり抜いて置いたので問題ありませんでした。受付が終わったのは1時間ぐらいすぎた12時すぎ。早めに空港に来ておいて正解でした。
【えっ?】たった35日で私の子供が英語を話した!←超話題!
自転車はエミレーツの人が運んで航空機に載せるため、一旦お別れです。
ユーロ紙幣やコインがまだ余っていたので買い物と昼食。昼食は軽く済ませました。機内食がたくさん出ると思ったので。
税関で手荷物とボディチェック。そしてまた引っかかりました。3回ゲートをくぐって警備の人に呼ばれてパスポートを国籍の確認され問題無しだったので行っていいよと。なんで引っかかるんだろうとゲートを振り返ってくぐる人をみると靴を脱いでいる、、、!もしかして靴か?!もう行っていいと言われたのでここで靴を確認することはできませんでした。
出発時間までくつろいでいるところです。
いよいよ日本に戻るところですが、ドバイ経由なので周りに日本人らしき人を見つけることはできませんでした。搭乗席の位置ごとに案内アナウンスがされ誘導の通りに乗り込みフランスを飛び立ちました。
短いような長いような旅でしたがまだもうちょっとだけ続きます。
今回は以上です。