(2020年2月23日修正)
Channel Islands Al Merrick Biscut5’3 (surftech)チャンネルアイランズ アルメリック ビスケット5’3 (サーフテック製)を以前使っていました。
既に生産終了されていますが、後継のビスケットボンザーと言うモデルが出ているくらい人気が衰えないモデルです。
ビスケットボンザーの楽天市場のリンクを貼っておくので興味を持たれた方は覗いてみてください。
サイズは長さ5’3(160㎝)幅19 3/4(50.2㎝)厚み2 5/8(6.67㎝)
もう手放していますが4年ほど乗ったので感想を書きたいと思います。
目次
特徴
- 頑丈(サーフテックの特徴)
- パドルが楽
- テイクオフが早い
- 小波での回転性が良い
- 浮力があることのデメリットもある
1.頑丈
頑丈なのはサーフテック製タフライトだからですが、波乗り中に他のサーファーとぶつかった時でも表面の塗装に傷はつきますがクラッシュしてリペアが必要な状態になった事はありませんでした。
不注意で何度か腿ぐらいの高さからアスファルトの上に落とした事もありましたがやはり同様にちょっとした傷程度でした。
2.パドルが楽
それまで短くても5’10の薄めのショートボードにしか乗った事がなかったのでパドルの楽さには驚きました。
具体的には、厚みと幅からも分かる通り30リットル程度の浮力があります。最近、流行りの5’5程度のミニボードでも26リットルぐらいでしょうか。ショートボーダーの私からみたら「短いファンボード」という感じました。
3.テイクオフが早い
やはり浮力があるので抜群のテイクオフの早さです。日本海のパワーのない波なら中級程度のロングボーダーと同じ位置で波待ちしても十分乗ることができていました。
4.小波での回転性が良い
短いので取り回しは非常に楽でした。ただ、かなりの力でテールを踏み込まないと縦の動きがやりづらかった。
5.浮力があることのデメリット
浮力が多すぎな分、ドルフィン・スルーでボードを深く沈めづらく波数多いコンディションでは体力を取られます。
胸以上の波になるとボードが波のコブで跳ね上げられやすく、コントロールにかなりの脚力が必要でした。また掘れ気味の波ではレールが分厚い分、海面に刺さりづらく、簡単に巻き上げられました。逆に言えば筋トレにはもってこいです。
参考にGoProで撮影した動画を貼って置きます。
以上です。
2019年5月追記)現在では、初代ビスケットを手に入れるのは困難でしょう。
代わりというか、このビスケットをアイデアに関わったロブ・マチャドが、ファイヤーワイヤー社で開発したモデルを二つ紹介します。
一つ目はseaside というほぼほぼ似たコンセプトのボードをロブマチャドモデルとして販売してます。
実際には私は乗っていませんが動画やいろんなインプレッションを見る限り乗り心地は酷似していると判断します。お値段は17万円弱です。
もう一つは「GLAZER」と言うモデルです。
詳細は同様にリンクを見ていただくと良いのですが、ひと目見た私の感想は(ファイヤーワイヤー製ビスケットだ)でした。
形もコンセプトもほぼ似ており、GLAZERもショートボーダーなら膝以下の波で楽しめることが間違い無いでしょう。
このモデルを紹介した理由はもう一つあります。
ファイヤーワイヤー社製は比較的強度があり壊れにくいとされていることもあり、リセールでもそこそこの値段で売れる点です。
何回か乗ったけど合わなかった、ボードが増えすぎて減らしたいと思った時に捨てずに売れると言うだけで気持ちはかなり違うことになるでしょう。
以上です。