(2021年6月24日修正)
「頑丈だけでなく、エコでサステナビリティーですね。リサイクル素材だし環境への負荷も少ないです」
私が普段使っているリブテックのサーフボードについて
「Youtube見ましたよ!実際はどうなん?!」
みたいなことを結構聞かれるので、使っている感想を含めて解説していきましょう。
LIBTECHのサーフボードとは?
まずはLIBTECH社のHPから

左の画像で自転車に乗ってボードの上に乗ってもクラッシュしない頑丈さと、右の画像で環境に優しいことを説明しています。
文章を訳すと
環境にやさしい(environmentally nicer)
・水以外の溶剤なし(no solvent except water)
・オゾン層を破壊する発泡剤なし(no ozone depleting blowing agent)
・有害廃棄物ゼロ(zero hazardous waste)
この二つを踏まえて少し掘り下げた説明やっていきます。
LIB TECH サーフボード PICKUP STICK 76×N18.0×W22.0×T15.0×TH2.75(52.9L) ファンボード 2021年モデル 日本正規品
おすすめする理由
頑丈
普段のサーフィンをするポイントが混雑しやすい湘南や千葉、伊勢、徳島、、高知、宮崎などメジャーポイントの方には非常にお勧めです。
「EPS素材のボードでも頑丈だよ!」
そういう声が聞こえて来そうですが、上記にあげた画像でもわかりますが頑丈のレベルが違います。
実際に1mぐらいの高さからアスファルトの駐車場にレールから落とした分なら少し擦り傷はつきますがクラッシュはしません。ただしフィンはしっかりダメージ受けますw
混雑した海の中で前乗りされてクラッシュしても、インサイドのサーファーにクラッシュしても、巻かれた拍子に海底にボードがぶつかってもほぼ問題なし。
クラッシュしないということは、リペア費用がかからなくてすみます。
そして、それ以上にショップにリペアで出して数週間サーフィンができなくなるというストレスからも解放されます。
サステナブルを意識したエコなコンセプト
環境への責任性や未来像を予測して計画を立てることを意識し、こんなボードなのにエコでサステナブルな面でも見逃せない下記の特徴があります。
特徴
- 素材の有限性を考慮してリサイクルフォームを使用
- バサルトファイバーという鉱物由来の繊維を使用し化学的添加物不使用
- 植物由来レジンにより環境に与える負荷を低減
- 強度についてはフォーム、ファイバー、ほかにも多くの技術により一般的なEPSよりも頑丈
- EPS同様、水を吸わない
- 一般的PUボードやEPSボードにくらべ同様の取り扱いをした場合は、長寿命
初期のリブテックサーフボードはストリンガーなしで現行品より頑丈なボード(子供がモトクロスバイクで引いたり、ピックアップトラックで引いたりしても壊れない)でしたが、さすがにしならないこともあり多少強度を落とし、カーボンストリンガーを採用することでしなやかさをもたせ操作性を向上させたようです。
他のモールドサーフボードとも共通する特徴は以下の2つです
- 浮力が多めでテイクオフが楽
- PUより安価
ロスト・メイヘムともコラボしている
「リブテックというメーカーを聞いたことない…」
リブテックはサーフィンを10年以上続けている人でも聞いたことがないサーフボードブランドと言われがちです。
しかし他の有名サーフボードメーカーとコラボし、世界のプロサーファー、2020東京オリンピックに出場のUSA代表コロへ・アンディーノも使用する安定した実績をもつロスト・メイヘムと提携しパキパキの小波用ショートボードをリリースしています。
リブテック社オリジナルボードもリリースしています。オリジナルボードのほうが安い!
私は既に生産中止になってしまったショートボードモデルとミッドレングスのPickupStick(7’6:ファンボードサイズ)を使用しています。
参考に私がGopro HERO7で撮影したミッドレングスボードのライディング動画を貼っておきます。
この機会に是非、チャンネル登録をお願いします。
リブテックのサーフボードにはショートだけでなく前述した通りミッドレングス・ファンボードのラインナップもあります。
初心者さん、これからサーフィンを始めようと考えている方、ロングボーダーさんのセカンドボードとしてもおすすめできます。
ミッドレングスもAmazonでも扱いを始めるようです
LIB TECH サーフボード PICKUP STICK 80×N19.3×W22.3×T15.0×TH2.8(59.1L) ロングボード 2021年モデル 日本正規品
8’0なのに¥134,200は安すぎるので、上級者から見ると怪しいメーカーじゃね?という声が聞こえて来そうですw
リブテック社自体はスノーボードブランドとして30年以上の歴史が多くのトッププロスノーボーダーも所属しているぐらいスノーボード業界では有名です。
まとめ
頑丈なのにエコ、そしてSDGsに貢献できるボードだとマジで言えますね。
ただしリブテック社のサーフボードも選択肢の一つと考えてもらえたらと私は思います。
それに大きな波に乗ること状況になると、やはりPUのボードが良いと実感はします。
私が使っているリブテックのサーフボードの個別の具体的なインプレッションの記事のリンクを貼っておきますので興味のある方はぜひお読みください。
リブテック・ピックアップスティック7’6の乗り心地 Libtech pickup stick7’6inpression
リブテックvert5’8インプレッション/中上級者向けのパフォーマンスショートボード
リブテック・ランプ(RAMP)5’4インプレ/テイクオフが楽で小波で遊べる頑丈なボード
以上です。