テレビ番組の編集はすごいな、という話

「TV捨てよう」

地上波放送テレビの編集や演出はすごいな、でも見なくなった話を書きます。

大きな理由は2つあります。

1.ドラマの編集

いまから20年前、1997年ごろ千葉県南部の館山市に住んでいた時に、南房総を撮影メインとしたドラマ「ビーチボーイズ」が放映されました。

撮影が行われることは噂で聞いていましたが、場所については街中から離れた場所がほとんどでした。

偶然、テレビでそのドラマを眺めていたら、ヒロイン役の広末涼子さんが、小さな駅から出てきて自転車で出ると、すぐに海に向かって坂を下るシーンに切り替わるほんの数十秒の場面が映し出されました。

その小さな駅は九重駅と言って、サーフィンに行く時によく通る道沿いにありましたが、海から道なりに10km近く離れている場所です。

それがたった一瞬の場面切り替えでさも海のそばにある駅であるかのように錯覚しました。

他にも一つ一つの場面の土地は距離的にかなり離れているものの、シーンの繋ぎ方で見事に近い場所であるかの様に話がスームズに進んでいました。

「ドラマの編集ってすごいな。」

素直にそう思いました。このドラマは視聴率が高かったはずです。

2.バラエティ番組の企画

これも20年近く前、バラエティ番組内でドーバー海峡を水泳で横断するという企画の中で、その当時、千葉県館山市で開催されるオープンウォータースイムレース(海での水泳レース)のリレー部門に、メンバーが出場することが放映されました。

実は、このレースには私も参加申し込みをしていました。

大会運営から送られてきたエントリー選手リストが届き目を通すと、確かにリレー部門に芸能人4名の名前が記載されていました。

ところが、大会当日リレー部門の受付が始まりましたが芸能人は姿を見せず、リレーがスタートになっても現れませんでした。

芸能人目当てのギャラリーが大勢集まっていましたが口々に「見えない」「来てないみたい」と言っていたのもよく憶えています。

私は個人部門の参加者だったけどやはり見かけませんでした。その時は「リタイアかな?」としか感じませんでした。

後日、そのリレーの様子を放映すると新聞の番組欄でみたので

「え?参加してなかったじゃん?」

と不思議に思いテレビを見ると、会場の海水浴場が映し出され大会の映像が流れました。

私は見始めの時は「あれ、参加してたのか?みんな来てないって言ってたのに。上手く姿を隠しながらスタートできたのかな?」と疑いもしませんでした。

ところが放送している時の泳いでいるメンバーとエントリー選手リストに記載されているメンバーが違いました

【リレーの選手は、エントリー選手リストと違う者が出場した場合、チームを失格とする】

大会のルールにこう記載されていたのもよく憶えています。

公の大会を舞台にこういう編集をやっちゃうのかと呆れました。

編集ってすごいなと、これまた強く感じました。

このバラエティ番組の件以降しばらくは、地上波のテレビ番組の編集や演出に興味が増し、どうすると面白い番組になるのかと考えながらテレビを見るようになりました。

上の二つほどではありませんが、先輩から聞いた話で

「天才◯◯◯の元◯出るTVに出たんだけど、一目惚れした高校の先輩女性に愛を告白するというやつ、実はそんな好きな先輩はいなかったし、その場に現れた女は見たこともない人だったし。あとは現場の人の言う通りに喋ってバイト代をもらって帰ったよ」

テレビ番組ってそうなんだな、となおさら穿って見るようになりました。

ドラマなら演出や編集でそれが素敵な出来事のように映すこともありとは思います。

でも、地上波放送をほとんど見なくなりました。

テレビを見るよりサーフィンにはまっていったのが大きな理由でもありますが。

最近、地上波での報道番組が酷いと言うネットの声を見ながら思ったことを書きました。

以上です。