1ヶ月ほど前にSonyのWalkman(NW-A45)を買いました。ウォークマンシリーズを購入するのは10年ぶりぐらい。
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それまではAppleの第4世代iPod touchを使用していましたが流石に記録容量が8GBしかないのでインストールできる楽曲の数とOSのアップグレードの限界が来たので買い換える事にしました。
前置きはこれぐらいにして、使ってみた感想で一番もやっとしたこと。
上は充電兼PC等に接続するUSBケーブルの本体接続側、下は接続コネクタ部
これマイクロUSBではありません。ウォークマン独自のコネクタです。
これを見た時点でSonyがAppleにしばらく勝てないだろうなと直感しました。
iPodも以前のものはDockケーブルでありApple独自のものなので、そんなもやっとするものでもないかなと思っていましたが、このウォークマンをしばらく使っていると感じて来たのは互換性の低さでした。
Apple製品と比較します。Dockケーブルは旧iPhoneでも使用されていたほかAppleの製品で幅広く使用できました。これは現行のLightningケーブルでも同様です。iPodを使っている人ならわかると思いますが無意識にLightningケーブルでiPhone、iPodの充電を区別する事なく行なっているのではないでしょうか。
ところが、このウォークマン独自のケーブルは他のSony製品では使用されていません。ポータブル性を重要視するなら互換性の高いマイクロUSBにするか、せめてSony製品間で共通のもの採用するとかなかったのかなと。充電のためケーブルをわざわざ差し替えなければなりません。
最近のApple以外のポータブル製品はほぼマイクロUSBコネクタを採用しています。
マイクロUSB、普及率がまだ高いUSB Type Aはまだ上下というか裏表というかとりあえず接続する際にコネクタ部を視認しておかないと高確率で差し込みができません。これはDockケーブルでも同様でした。
AppleはLightningコネクタにしてユーザーのこのもやもやを解消しました。
加えるならニンテンドーSwitch、MacBookはUSB・TYPE Cです。USB Type Cの普及率は低いですが同様にコネクタ上下を視認する必要がないのでもやもやがありません。
その観点からいくとウォークマンは時代遅れと見れます。一応補佐的な面でSonyのオンラインストアにはマイクロUSB用アダプタが販売していますが、それなら最初から仕様にしとけよと思います。
穿ってみるとウォークマン開発陣とその他のオーディオ開発陣の横のつながりが希薄で昔ながらの縦割り開発なのか、新しい感性が取り入れられにくい環境なのかとも感じます。
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使い勝手の良さの一つは「視覚に頼らなくても操作できる」ことです。
例を挙げるなら日本タイプのコンセント。上下考える事なく差し込めて、海外のものに比べコンパクトです。
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技術を大きく変えるにはコストに跳ね返るでしょうが、ウォークマン信者は多少値段が高くても購入するでしょう。音質は良いのでせめて充電ケーブル辺りをなんとかすれば見込みが出てくるような気がします。
以上です。
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