注文してから到着まで3週間程度かかりましたが、Apple M1MacBook Pro13インチメモリ16GBモデルストレージ512GB購入しました。
多くのガジェット系youtuberの動画では、M1チップMacBook Airをすすめてますけども、私はMacBook Proを購入しました。どうしてProにしたのかは後ほど解説します。
目次
M1MacBookAirやProのメモリ8GBをおすすめできるポイント
- 動画編集のような高い処理能力を求めていない
- MacBookをなるべく安く手に入れたい
- 3年ぐらいで買い替える
- スタバでドヤれる
上記のように考えているなら、MacBookAir13インチ、メモリ8GBでも十分お勧めできます。2023年ではM2チップ搭載モデルがありますが、上記の様な使い方であればまだまだM1チップモデルでも十分と言われています。
特に大学生、高校生などの学生にはApple公式ページからの購入時、割引プログラムがあります。
また、MacBookAirとiPadProを迷っている方も多いようですが、学生さんなら断然M1MacBookAirです。
2024年2月時点でも、M1MacBookAirのスペックは高度な動画編集や画像処理を行わないなら十分です。
屋外に出て誰かに画像や動画を見せることが主体ならiPadがお勧めですが、大体持っている方は職場なり自宅にPCがある方がほとんどだと個人的には思います。私も5年ほど前にはiPad miniを持ち歩いていましたが、ほとんど使っていませんでした。
でも正直なところ、まず早く安く手に入れたいならアマゾンや楽天で型落ちを狙うか、メルカリやヤフオクでハイスペックな物を中古でも十分だと個人的には思います。
因みにエクセル、ワード、パワーポイントではM1でも不具合は今の所報告がないようです。(MacでもMicrosoftのエクセルやワードは別途購入すれば使用できます。)
なぜかAmazon公式ショップからの購入は公式サイトより安い…
Microsoft 365 Personal(最新 1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限(同時使用可能台数5台)
動画編集については、Mac専用のiMovieやFinal Cut Proならメモリをそこまで使わないので問題ないと考えます。
Adobe PremierePro、アニメーション、Adobe After effectsなどを使用した高度な動画編集をネットサーフィン等、他の作業と同時並行に使うことを考えるならMacBookではなくiMacまたはWindowsデスクトップの方が絶対おすすめです。
加えて強く言いたいのは
Macを買うならiPhoneも
MacとiPhoneの連携はかなりスムーズでAirDropというApple独自のファイル共有の仕組みを使えばワイヤレスでストレスなく画像、動画はもちろんさまざまなファイルやデータを行き来させることができます。
では本題
使用したレビュー
2017年後期MacBookPro13インチとの比較になります。
メリット
- 処理速度が速い(実質2倍の処理速度)
- バッテリーの持ちが良い(動画編集しなければ1日以上もつ)
デメリット
- ディスプレイが4K対応では無い
- いくつかのIntel向けアプリが対応していない
- 移行アシスタントを使ったデータの引っ越しの際に不具合が出る可能性が高い
- 外部接続用USB-Cポートが2つだけ他はイヤホンジャックのみ
メリットについては、多くのYoutuberがレビューしている通りかと思います。
でもデメリットのため、他のM1チップMacBookPro購入を検討している方にはお勧めしづらいところとなっています。
ディスプレイの4K対応ではない点はそこまでデメリットではないかもです。
理由は、そもそも4K動画自体がそこまで多くないところにあります。もし4K動画のこだわりが捨てられない方には32インチ以上の外付けディスプレイがおすすめです。
例えばBluetoothの接続不具合問題でも解決に2ヶ月近くかかっています。
焦っておらずでもプログラミング学習などされている方は、無理にM1を購入せずWindows版Intelの中古でもありかも…
M1チップ搭載モデルの発売直後は、ガジェット系youtuberの中には過度にアピールをして出たばかりのM1MacBook Airをかなり持ち上げているように映りました。
ところが1月下旬には新しいM1X?チップのリーク情報が出たこともあり、一転してM1チップモデルの購入を止めるような動画が出てきました。
追記
3月に入ってからはやっぱりメモリ16GBの方が良いと言う動画もちらほらアップされています。
私自身がM1MacBookのAirにするかProにするかの検討に入って非常に気になったのは、私のようにGoProで撮影したフルHD1080p120fps(=4K30fps相当のデータ量)のような重たい動画データを扱っている方がほとんど見られない点でした。
これらの事からMacBook Airのメモリー8GBモデルレビューは、ちょっと参考にならないと感じました。
まぁせっかくならレビュー動画も作る事を目的にするかとM1チップProメモリ16GBモデルに決めました。
実際の動作状況を含め開封から紹介したYoutube動画リンクを下にはっておきます。ネットでもかなり多くの方が気にしている冷却ファンの音も収録しています。ちなみにAirはファンを搭載していません。
ぜひチャンネル登録を!
動画の内容にもなりますが、移行アシスタントと言うApple製品同士のデータの引っ越しをスムーズに行う機能が付いています。
ところが、私が2017年MacBook Pro 13インチからM1MacBook Pro13インチにデータ移行後、M1の方はWi-Fi接続ができなくなりました。
いろいろいじってみたり、ネット(古いほうのMacやiPhoneは問題なくWifiが使える)で調べてみましたが、解決されず結果的に動画でも説明している通りアップルのサポートセンターに電話をしました。
アップルのサポートセンターでもWi-Fiに接続できない理由がよくわからないと言う結論となり、結果として1度MacBook Proを出荷状態に戻して移行アシスタントを使わずデータの引っ越しを行う、と言う手順をすることになりました.
販売から2ヶ月経つM1モデルで『このような不具合は聞いたことがない』というサポートセンターの方の言葉にはちょっと驚きました。全世界で販売していたら同様の不具合はもっと出ているんじゃねーの?
またM1については、一部のIntel対応のアプリが動かない事例が出ていることは他のYoutuberの動画でも紹介されていましたが、まさかWifi接続ができなくなるなんて思いませんでした。
仕方なく外付けSSDに一度データを移してから必要最低限のものが動くようにはしました。
ところが今度はBluetoothを使ったロジクールのトラックボールマウスが接続されない事象が起きました
TwitterではAir、Pro関わらずM1モデルについて日本や海外のユーザからBluetooth 接続のキーボード、マウス、イヤホン等の接続が不安定だったり使えないということが起きているようでしたが、2021年2月2日OS BigSur11.2アップデータで解消されました。
デメリットのいくつかはOSのアップデートなどで徐々に解消されていくとは思います。
あとおまけのデメリットはMacBookProモデルのみタッチバーコントロールが継続されています。
タッチバーとはタップでファンクションキー(キーボードの上の方にあるF1〜F12のボタン)の役割をする付随したサブ機能を使えるものなんですがMacユーザーからはかなり不評です。
私自身はスクショを撮ったりするのでそこそこ利便性があると思っていますが、それでもタッチバーのメリットは大きいとは言えません…
繰り返しになりますが、動画編集など高い処理能力を求めていない方で、なるべく安く早めにMacBookを手に入れたいと考えるのであればバーゲン価格になっているアマゾンや楽天で型落ちを狙うか、メルカリやヤフオクで中古で十分だと個人的には思います。
最新ものは遅いと4月ごろの発送になるようです。
ちょっとマニアックな話になりますが、Intel版対応のアプリは実はRosettaというプログラムを介してM1チップに対応させているとのことで、アプリによっては処理に時間がかかるようです。例としてはイラスト作成に使われるAdobe Illustrator
最後になりますが、ストレージ容量について、512GBを選択しました。
256GBは動画編集をやっているとすぐにストレージがいっぱいになってしまいます。
Apple公式だとストレージの容量を256GBアップさせる毎に2万円が上乗せされます。
一方Amazonで1TBの外付けSSDが1万円程度で買えるので必要ないかなと判断しました。
BUFFALO USB3.1Gen1 ポータブルSSD 1TB 日本製 PS5/PS4(メーカー動作確認済) 耐衝撃・コネクター保護機構 SSD-PG1.0U3-B/NL
ざっくりですが以上でレビューは終わりです。
スペック以外のMacBookをすすめる理由:MacBookは高く売れる
MacBookやiPhoneだけでなくApple製品全般に言える事ですが、公式サイトで下取りをしています。下の画像は私の2021年時点での古い方の2017モデルMacBookPro13インチ(メモリ8GB ストレージSSD256GB)の場合です。
なんと54000円!おそらくストレージがSSDであることが関係していると考えられます。
と言うわけで、仮にM1MacBookAirの最安モデルを購入するとしたら実質5万円程度で買い替えちゃうわけです。
また、ネットオークションでもそこそこの価格で売れることが知られているので、それを狙ってMacを購入する人も少なくありません。
特にUSキーボードと言われる、キーボードにひらがなが書いていないものが高く売れる傾向があるようです。
そのことを考慮してディスプレイ保護フィルムやキーボードカバー、トラックパッド保護フィルムをすると良いかもです。
【3点セット】 MacBook Pro 13インチ 2020用 ブルーライトカットフィルム 液晶保護フィルム 超反射防止 映り込み防止 指紋防止 気泡レス 抗菌 ブルーライトカット アンチグレア
もしかしたら、しばらく使ってみた感想も書くかもしれません。
「性能ならMacBookPro16インチじゃないの?Intel core i7やi9メモリ64GBまで積めるし…」
と思う方がいると思います。
確かに高性能なのは間違いありませんが、16インチは画面が大きい分、持ち運びに不便となります。それに重さ2kgもありバックパックに入れて持ち運ぶにしても筋トレかよってぐらい負担を感じるでしょう。
私は2012年モデルのMacBookPro15インチモデルを使っていましたが、やはり重さが2kg程度あった為、持ち運びはほとんどしていませんでした。持ち運びしないならiMacや同程度のスペックのデスクトップPCの安い物の方が快適に使えるはずです。
最新のM1Pro、Maxチップ16インチモデルは全体的なフォルムは大きな変化なく持ち運び面で扱いづらいのは目に見えていますし、一番価格の安いモデルでも¥248,000です。
ほとんど持ち運びせず、家で使うならiMac27インチの方がまだメモリやストレージ増やしても同じぐらいの価格となりますし、そこまでスペック求めないなら、M1MacBook AirとiMac21.5インチモデルを合わせて買っても23万円程度とかなり割安です。もしくは外付け27インチディスプレイやワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスというスタイルもあります。
(もっとライトユーザーならiPadにワイヤレスキーボードやマウスをつけて、iMacと一緒にという使い方もありかも)
整備済み中古を買った方が数倍お得かも…
追記
動画編集において、性能面では問題なく使えていましたが、今度は画面の小ささによる作業のキツさが目立ってきたので、結論として27インチの外部モニターを購入しました。
経緯やディスプレイ選択の参考になればと思いますので、参考にリンクを貼っておきますね。
大きな外付けモニター(27インチ以上)のススメ/デュアルモニターで効率アップ/4Kモニターなど画質は?
MacとWindowsマシン、どちらかまだ悩んでいる方へ
Windowsマシンと比べてMacを買うことについて、PCスキルを身につけて再就職を考えている方や大学生の方であればWindowsマシンをお勧めします。
この理由については明確にあります。
それは、大手企業だけでなく、ほとんどの企業の業務用PCはWindowsマシンです。そして就職希望率上位の公務員だってWindowsマシンが業務用です。
そういった企業なり行政の上司はWindowsが扱えて当たり前として仕事を押し付けてきますが「普段はMacなのでできません」「Macしか使ったことがないので時間かかるかも…」となれば必然と評価が下がるでしょう。
評価が下がる=給与査定に響きます。
Mac、Windowsにこだわりのない大学生の方は繰り返しになりますがWindowsにしましょう。だってWindowsノートPCは安いもの…
以上です。
2023年1月19日追記
CPUにM2チップ搭載のMacBookAir/Proがリリースされました。
気になってスペックを見るとM1チップでも十分快適なのに、さらに性能が向上しています。
2022 13インチMacBook Air: 8コアCPUと10コアGPUを搭載したApple M2チップ, 512GB SSD – シルバー
ところが、やはりというか、価格は安くとも17万円程度からとノートPCとしては高価な部類になってしまっています。M1チップ搭載モデルを使っている自分からすれば「スペック差は気になる程でもないし、ほな、今のM1MacBookProで十分やな」と思っていますし、ライトな使い方しかしない他の人に勧めるならM1MacBookAirですね。
個人的にM2チップ搭載モデルで興味が惹かれているのはMac miniの方です。
価格もそこまで高くないので外付けのディスプレイ、ワイヤレスキーボード、マウスがある人には良いかなと。
2024年3月5日追記
M3チップ搭載13インチMacBookAirのリリースが発表されました。
スペックを見る限りクリエイターでもなければ完全にオーバースペックかなとも感じます。そして気がかりなのが一つあります。従来は1台までだった外付けディスプレイが2台接続可能とありますが、現段階では憶測ですがCPU、GPUへの負荷が大きく発熱すると考えられ、しかし冷却ファンを持たない13インチMacBookAirには酷かもしれません。
2024年4月から大学進学する方でMacデビューを考えている方はApple公式学生購入サポートの活用も選択肢に入れることをお勧めします。