FACTFULNESS(ファクトフルネス)を読んで/台風10号で感じたこと、感想、簡単な書評

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 」

(ハンス・ロスリング他著)の所感文(海上自衛隊的によく書く感想文なやつ)を書きます。

まずはFACTFULNESSの一般的な売れ行き具合等をAmazonの商品説明欄から引用しますと

「2020年上半期ビジネス書ランキング1位、3冠達成! 
※オリコン調べ、日販調べ、トーハン調べ 
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 総合グランプリ第1位 
90万部突破 

テレビでも大反響! あさイチ(NHK)、ニュースシブ5時(NHK)、新・情報7daysニュースキャスター(TBS)、NEWS23(TBS)、ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)、Newsモーニングサテライト(テレビ東京) オリエンタルラジオ 中田敦彦さんYouTube大学で大絶賛! 「めちゃくちゃ面白い。これは読んでおかなきゃいけない! 」」

出版社からのコメントを引用

とのこと
発売自体は2019年1月11日とのことで1年半以上経ってはいますが、2020年現在でも売れ行きは上々のようです

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令和2年(2020年)台風10号の進路予想と観測結果、及び被害状況から見えてくるファクトフルネス

(2021年7月23日修正)

『戦後最大級の台風となる』

と令和2年(2020年)台風10号は発生前から台風予想精度の低いECMWFやGFSの予報を元に事前にツイッターで呟いた気象予報士の方もいたため、気象庁の予測が出る前から、多くの人に不安を与えました。

そこで実際の台風の進路を確認しながら何故、不安が煽られたか、なぜそこまで被害が大きくならなかったかを検証していき、最後にファクトフルネスとしてのまとめを書いていきます。

不安が煽られた理由

テレビのお天気キャスターにも出ていたとする有名な気象予報士の資格を持つ人のアカウントが、ヨーロッパ中期予報センター(以下ECMWF)やアメリカ海洋大気庁(NOAA)の数値予想(以下GFS)の予想を根拠に

8月31日に「欧米の予測データによると9月6~7日ごろに伊勢湾台風など歴史的な勢力で西日本を直撃する進路」と台風が発生していないにも関わらずツイッター上で呟いたことでした

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2020年はラニーニャの年になる?/サーフィンに関してはどうなるか

(2020年8月28日修正)

出典:NOAA海面水温変化傾向データ

NOAA(アメリカ海洋大気庁)の海洋観測データから2020年5月17〜23日の間の海面水温でラニーニャ現象の兆候があるかもという情報が見られました。あくまで一週間だけの変化傾向でラニーニャ現象としっかり言えるかは5ヶ月程度の観測が必要となりますので今後の傾向次第です。

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