サーフィン中にリーシュコード が切れてパニックになった経験をしたことはありますか?
最近はリーシュコードの耐久性が向上したこともありあまり聞きませんが、たまに運悪く製造不良品を購入してしまう人もいますが、週1〜2回、海に入るサーファーで2年おきぐらいに買い替える人からはまず聞きません
目次
リーシュコードが切れてしまったら
私が以前経験した状況を踏まえて解説しながら対応を考えていきます
状況:波のサイズは胸ぐらいで掘れた波。河口のブレイクで沖に向かって強い流れが常にある。波数は多め。
- 慌てない
- 潮流、地形の状況を確認
- 自力で陸に戻れる距離か確認
- 助けを呼べるサーファーや釣り人が陸にいるかを確認
などを考えながら対応します。
結果としてボードは磯に叩きつけられ真っ二つに折れましたが海底が砂で、ブレイク位置の水深が腰下ぐらいだったことが幸いし無事でした。お陰でこうやってサーフィンを楽しめる日々を過ごしています。
1慌てない。
足が着かない場合はパニックになりやすいとは思いますが、ウェットスーツを着用している場合はそれなりに浮力があるので、浮くことについては泳力や筋力がそこまで必要とはなりません。
無理に潮流に逆らって泳ごうとすると無駄に疲労するので注意が必要です。まずは冷静になることを努め呼吸を得られやすい状態になりましょう。
2潮流、地形の状況を確認
次に潮流の状況や周囲の状況を確認して自分がどのように流されているか磯や波消しブロックのある場所に押し流されていないか等を冷静を保って確認します。
もし叩きつけられるようなコンディションなら正直なところどうしようもありません(棒
岸や波消しブロックに叩きつけるようなハードなコンディションはエキスパート向きか地形や潮流の知識があるローカルサーファーです。たとえサーファーが入っているのが見えても泳力に自信のない人は入らないようにしましょう。
4自力で泳いで岸まで戻れる距離かどうか確認
そして海岸や砂浜まで泳げる場合は体力を維持できる程度の速さを前提に泳ぎます。カレントがある場合はカレントの軸の位置から逃げるようにしましょう。
5助けを呼べるサーファーや釣り人が陸にいるかを確認
沖に流されて自力ではぎりぎり戻れそうにないと思ったら迷わず近くのサーファーや岸壁にいる釣り人などに手を振るなりして助けを求めましょう。
※ちなみに海での救助ヘリ等によるレスキューは無料です。
頭の中で状況を考え対応するイメージトレーニングをしておくだけで実際リーシュコード が切れた際の対応の速さに違いが出るはずです。
もちろん可能であればプールに通って平泳ぎで1kmぐらいをゆっくりでも泳ぐ運動をしておけば長時間泳ぐことに自信がつき、心肺機能も向上するのでサーフィンのパフォーマンスがあがる考えます。
加えて海でのボディサーフィンを身につけるとまた違ってくるとは思います。
筋トレで身体能力をアップしておくのも大事です。
【道具いらず】サーフィンの上達を目指す人向けの筋力トレーニング
以上です。