SUP:スタンドアップパドルボードの話

サーフィン関連の話で、まだSUP:スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddle boardの頭文字をとってSUP:サップと発音します。以下SUP)について書いてなかったので解説していきます。

スタイルは、大きなサーフボードに立ち、オールのようなパドルを持って水を掻いて進む姿になります。

起源はハワイらしく、50年以上まえからサーフィンをする観光客を写真で撮るために、海の上でロングボード(長さ3m以上のサーフボード)の上に立ちながら撮影したことが始まりとも言われています。

必要な道具

  • ボード(硬い素材のものと空気を入れて使うインフレータブルというものがあります)
  • パドル(ボートでいうオールのようなもの)
  • リーシュコード(足とボードをつないで流出防止)
  • ウェットスーツ(夏を除く)
  • 救命胴衣(ライフジャケット)

参考に広告を貼ります。




ボードの種類

  1. クルージング
  2. ウェイブ(いわゆるサーフィン)
  3. レース
  4. ヨガ・ワークアウト
  5. フィッシング

初心者でサーフィンの経験がない方を前提に説明をするのでクルージング用ボードにフォーカスします。

長さ10フィート以上(3メートル〜4.5メートル 単位はftで、1ft=30.28センチ)

幅30インチ以上(75センチ以上 単位はinchで1inch=2.54センチ)

浮力120リットル以上(推奨は体重kg換算×3L)

パドルの長さ身長+20センチ程度(ネットで購入すると切られていない2メートル程度のものが届く可能性があります。その場合は自分で金属ノコギリなどを使い切断し、接着剤で固定する必要があります。伸縮可能なアジャスタブルパドルが初めは良いと思います。)

リーシュコードの長さは、10ft以上を推奨します。コイル状になっているものでも構いません。

場所

海なら波がほとんど無いところ、できれば池や湖、流れの少ない川が練習向きです。

極力、船舶の往来がないところが良いです。船の近くに行かなくても船の曳き波(船が通る時に発生する波)で簡単にバランスを崩してドボンと水に落ちます。

参考 引用元youtube:StandUpPaddlingTV

服装は、水着だけで大丈夫と最初は思いがちですが、なるべく長袖の通気性の高いものが日焼けのダメージを抑えられます。日焼けによる疲労は想像以上ですからご注意を。あればランニングで着るようなスパッツや長袖シャツがおすすめです。たとえ水に落ちて濡れたとしても抵抗が少なく浮きやすいし、日差しと体温ですぐに乾きます。俺は夏場だとアシックスのランニングスパッツとアンダーアーマーの長袖コンプレッションシャツを着てやっています。

ステップ

1.準備運動。筋トレマニアの俺からするとストレッチではなく、筋肉や関節に刺激が軽く入る程度動かすのが良いですが、自分のやり方で十分です。

2.最初は立つのではなく正座状態でパドルを漕いで水とパドルの抵抗やボードの動く感触に慣れます。

3.膝立ちで同様に漕いでみます。

4.慣れたら立って漕いでみます。

倒れそうになったら迷わず水面に落ちることです。力んでパドルを持ったままボードの上に手をつくと、手首を傷める原因になります。パドルは浮くような作りになっていますので離しても水に浮きますが、使用前に購入元なりレンタル元に水に浮くことを確認してください。

立って漕ぐ段階では、初めはパドルの先っぽだけで漕ぐようにして水の抵抗を感じるようにします。いきなりパドルの広い部分全部使って水を掻こうとすると思ったよりパドルが動かなくて上半身がパドルに持って行かれそうになりバランスを崩します。

パドルは左右どちら側で漕いでもかまいません。片側を連続で漕いでいると漕いでいる側に曲がるように進みますので適度に漕ぐ側を入れ替えます。

理想の漕ぎ方は、軽く膝を曲げ、肘を曲げないで背筋やお尻の力で漕ぐことです。この動作で背筋が使われエクササイズとして大きな効果が得られます。またバランスを維持するために腿の内側の筋肉が使われます。

1時間も漕ぐとかなりの運動量になるとは思いますが、気分は爽快になります。何人かそのような人をみています。自然の中で体を軽く動かすことは日常のストレスをかなり解消できることが最近の研究でわかってきているそうです。

翌日の筋肉痛の程度は人によりますが、例えるならシーズン最初のスキーで経験する筋肉痛が良い表現かと思います。

エクササイズ効果の大きさから、サーファーだけでなく様々なスポーツ選手がトレーニングに取り入れています。ボディメイクにも効果が高いです。アメリカのNFLを舞台としたドラマ「Baller」の中でも言葉だけですが取り上げられています。

知り合いのSUP乗りの人が1年で背筋、腹筋、お尻が引き締まった体に変貌した姿には驚きました。今、この方はSUPレーサーとして全日本の上位に食い込むレベルです。また別の60代と40代の腰痛(坐骨神経痛だったり軽度のヘルニア)もちの方たちは継続的にSUPやっていると痛みがほとんど出なくなって、しばらくやれない期間があると少し痛みが出てくるので薬代わりにやりたくなるそうです。

なるべく体験スクールなどで始めることをおすすめします。一人で始めると苦行です(笑)SUPによるサーフィンはまた紹介します。

以上です。