「GIVE &TAKE」を読んで/与え続けることで裕福になれるのか

2014年1月に日本語訳版『アダム・グラント著 GIVE & TAKE 「与える人こそ成功」する時代』が再度注目されそうなので読んだ感想や個人的に興味深かった内容に触れながら書いていきたいと思います。

私がこの本を買って読んだのは2015年の自衛隊勤務時代です。

広報官業務に携わっていた経験から、公務員である立場、入隊希望者やご家族に何を伝えれば安心して入隊してもらえるのか、どうすれば自衛隊が職業として悪くない選択肢の一つと受け止めてもらえるのか、数ページ立ち読みし、そのヒントがあると確信したので購入しました。

始めに与えることで幸せになれると聞いたとき、新紙幣の肖像画に選ばれた渋沢栄一を真っ先に思いつきましたが、本書には関係ないので説明は1番最後に回します。

気になったワード

  • ビジネスは大きなチームで動いている
  • SNSの情報をこう活用する
  • 人を動かす人が必ずやっていること
  • マイケルジョーダンの「史上最悪の失敗」
  • 知らず知らずのうちに「心をつかむ」説得術
  • まるで心の筋肉を鍛えるように
  • それは大金持ちになるための「1番の近道」
  • 自分のためにお金を使っても幸福度は変わらなかったと他の人のために使った人は幸福度がかなり上がった
  • 気遣いが報われる人、人に利用されるだけの人
  • 信用しすぎること相手に共感しすぎること臆病になりすぎること
  • 相手の望みを叶え自分の欲しいものを手に入れる
  • 頭のいい人ほど早く行動している

それではそれぞれについて感じたことを書き上げます。

この本では「ギバー(与える人)」「テイカー(奪う人)」「マッチャー(バランスを取る人)」が表現として使われています。

ビジネスは大きなチームで動いている

自衛隊も大きなチームで動いていると実感をしていますが、ビジネスの話で顧客も含めての話となっており、社員一人のギバーとしての動きが同僚、会社そしてお客にも利益をもたらすことに触れています。

SNSの情報をこう活用する

インターネットが発達する以前は、良いことばかりを言う人物がギバーかテイカーか、本当に信用できるか嘘をついてないか判断する術がなかったのですが、現代ではSNS上でテイカーかどうかを判断しやすくなったと言う事について触れています。

人を動かす人が必ずやっていること

ギバーは、うまくいかないときは自分が責任をとり、うまくいっているときはすぐ他の人を褒めるようにする傾向があるそうです。うまくいかない例として何組かの夫婦関係にあるカップルに具体的なお互いの貢献度を上げてもらうと、自分がした事は11個思いついたのに相手をしてくれたことを8個しか思いつかなかったそうです。

マイケルジョーダンの「史上最悪の失敗」

全米バスケットボールリーグNBAで偉大な選手として知られているマイケルジョーダンですが、経営陣としては自己主張が強すぎチームの利益の半分以上を経営陣がもらうと言い、でも新人のドラフトやチームの試合結果で失敗ばかりで、テイカーとされています。

知らず知らずのうちに「心をつかむ」説得術

ギバーはゆるい話し方をする傾向があり控えめな言葉を使って話すと言うことです

例えば、まぁ、うぅん、あー、えーっと、というような前置きをする。

もう一つは深疑問文と言うものらしくて、普段でも使っている人は多い気がします

例えば、よくなくない?チャウチャウちゃうん?と言うような質問的な終わり方の主張だったりのようです。

まるで心の筋肉を鍛えるように

筋トレ好きな私には大事

それは大金持ちになるための「1番の近道」

自分のためにお金を使っても幸福度は変わらなかった。他の人のために使った人は幸福度がかなり上がった。

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気遣いが報われる人、人に利用されるだけの人

信用しすぎること、相手に共感しすぎること、臆病になりすぎることに気をつけましょうとのことです。

相手の望みを叶え自分の欲しいものを手に入れる

テイカーの場合は与えることを人目にさらすことで、ギバーより自分の評判が上がる事がわかっているので、より積極的に与える行動が増える傾向になるとのことです。

頭のいい人ほど早く行動している

最近では特にいろんなインフルエンサーや成功者が口に出しています。

与える人はその一歩先を見る

成功したギバーはもっと大きなことを考えているのかも。

最後に「論語と算盤」と言う本を書いた日本人の実業家・渋沢栄一(西暦1840年〜1931年)の言葉がギバーに当てはまると思ったので紹介したいと思います。

公益となるべきほどの私利でなければ真の私利とは言われない

本当の商業を営むには私利私欲でな公利公益であると思う

この本GIVE &TAKEの考え方は、何も最近のことではなく昔から日本人にもあったものとも言えませんか?

以上です。