サーフィンに効果のあるランニング

ランニングについて、経験上サーフィンにもたらす効果を説明していきたいと思います。

根性が付くというのは当たり前なので根性の基盤となる要素を書いていくと

  • 心肺機能向上による少ない酸素でもより効率のよい運動能力の維持
  • 下半身および体幹筋力の向上
  • 体重の増減による速い動作の達成

では解説します。

心肺機能の向上による少ない酸素でも効率の良い運動能力の維持

ランニングによって、酸素をより多く取り込んで長距離を走るのが楽になったりスピードが上がることは想像できるとは思いますが、これがサーフィンにおいてはパドルを繰り返す際の酸素消費の抑制につながります。

酸素消費が抑制されればより長い時間、より回数多くパドルが行えるため1本波に乗った後、短時間でピークに戻れ、次のセットに乗るための呼吸が早く整うことにより結果としてより多くのセットに乗ることができます。

またドルフィンスルーや波に巻かれた際の無呼吸で酸素が得られない状況による疲労も軽減されると考えられます。

下半身および体幹の筋力の向上

下半身および体幹の筋力向上により波に乗っている時のふらつきが抑えられ、ターン時に下半身にかかる遠心力+重力に耐えられるようになるほか、スピードダウンした際でもバランスの維持ができ、転ける確率が減ります。

一口にランニングと言っても、ただダラダラ走るのではなくサーフィンに向いているのは距離3〜5km程度で、1kmを4分30秒〜5分30秒(時速換算13〜11km/h)で走ることができれば筋力としては理想的だと考えます。

このペースは慣れないうちは結構しんどいはずなので、はじめは1kmを6分(時速換算10km /h)ぐらいで走るぐらいが目安かと思います。

ちなみに陸上中距離経験者なら3km走る場合は1kmを3分より速いペースです。

体重の増減による速い動作の達成

ランニングは有酸素運動で体脂肪が体重の20%以上あるような人だとダイエットに寄与して体重が減りますが、サーファーに多い体脂肪12〜15%(腹筋の6パックが目立つ程度)だとそこまで体重が落ちることはありません。

10%以下で普段はウェイトトレーニングを行なっていない方は筋肉量自体がないのでランニングの影響で筋肉がついて体重が増える場合があります。

共通するのは下半身の筋力向上によってテイクオフ時のふらつきが抑えられ動作が速まります。

知り合いのサーファーの中で、特にロングボーダーにおいて抜群の安定感がある人に共通しているのが、学生時代は陸上部で中長距離(3km〜10km)を主体にやっていたということです。

そして私自身も自衛官時代に少なくとも週1回は走り半年に1度は3kmの時間計測をやっていました。

このような効果が複合されることによって、結果、根性が身につくという表現になるかなと個人的には思います。

以上です。