サーファー向け、もっと良い波をあてる方法(多くの中級者以上のサーファーが使っているよ)

目次

「1173(良い波)乗りたい!」

と考えて波情報サイト・アプリを使っているサーファーさんは多いと思いますが、今回はそう言ったアプリと一緒に使うと格段に良い波を当てる確率が上がるお天気・気象アプリやサイトをピックアップしていきたいと思います。

今回ピックアップするのは以下の4つ

  1. Windy.com
  2. imoc
  3. リアルタイムナウファス
  4. 海上保安庁船舶通報

それぞれの紹介と解説をしていきます

Windy.com

引用:Windy.com

Windy.comはチェコ・プラハに拠点をおく企業が運営する無料の気象サイト・アプリです。スマホ版も見やすくて多くの中級者以上のサーファーさんの多くが使っています。

利点は、波予想は日本でみるとサーフポイントごとで見られ、しかも1時間単位で9日先の予想まであります。

不利な点は、9日先の予報精度は参考にもならないことが多々あります。また翌日の予報でも外れることが少なくありません。

Imoc(国際気象海洋株式会社)

国際気象海洋株式会社の発表している沿岸波浪予想です。

引用:国際気象海洋株式会社HP

波浪予想は漁師さん向けとはなっていますが全般的に海遊びをする人向けと言えます。

利点は6時間毎3日先(72時間先)の全国的な波の予想が見られる点です。日本の企業の日本語サイトですので細かい点でwindyより使いやすいかもとは考えられます。

アプリのQRコード読み込み用で拡大した画像を念のため貼っておきます。

引用:国際気象海洋株式会社HP

不利な点は任意のポイントの細かい時系列予報は月額120円の課金制になってしますところかもしれません。また若干操作がもっさりしている感じがします。

リアルタイムナウファス(国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網)

私がよく使っているのはリアルタイムナウファスです。

引用:国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網HP内鹿島港データを参照

国土交通省の運営している港湾関係の波情報です。

有利な点は、港湾船舶向けの波情報なのでサーフポイントより離れている場所もありますが、サイズのアップダウンの変化傾向を掴むことができます。またグラフ表示だけでなく下記の図の通り表でもデータがアップされています。

引用:国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網HP内鹿島港データを参照

不利な点は、あくまで実況であって予想ではないこと。下記の関東地方の図を見るとわかりますが東日本の、特に関東では外洋に面した港湾データがないため九十九里、南房総、湘南でサーフィンする方には残念なデータとなっていまいます。

引用:国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網HPエリア選択より

海上保安庁船舶気象通報

海上保安庁が船舶向けに発表している気象通報です。その昔、海上自衛隊では灯台気象とも言われていました。

引用:海上保安庁HP船舶気象通報より

リアルタイムナウファスのフォローできていない場所の波浪観測データを得る際に使います。

例えばリアルタイムナウファスでは外房、内房の観測データはありませんが、船舶気象通報では銚子の犬吠埼灯台や房総半島最南端の野島崎灯台での波浪観測データがあります。

全国の観測点は以下の図の通り

引用:海上保安庁HP船舶気象通報より

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補足

Windy.comや海外のサイトを除いて、ほとんどの波予想データは気象庁の波浪予想データが元になっています。なので、予報精度にそこまで差がでません。

そもそも気象庁の波浪予想の基礎データは毎日9時、21時となります。

厳密には、基礎データの時間は世界気象機関(WMO)の決まりなので公的機関のデータを使っている海外のサイトも同様ですが。

実は翌日の波浪予想は、その日の午前9時のデータを用いるのと、発表が早くても15時以降です。

つまり

金曜日のお昼時に週末の波予想を見ても、木曜日21時のデータを元にした予想を見てしまっている

ことになります。

より最新の予想を見るなら

19時以降の波予想を見ることをお勧めします

以上です。