パイロットの視力検査について解説/現代のパイロットの基準視力0.1です

大幅に緩和されているパイロットの視力基準

自衛隊の広報官として海自・空自航空学生の説明をするとほとんどの保護者の方から「目が良くないとなれませんよね?」と言われていました。

確かに20年以上前は裸眼視力が1.0程度ないと一般のパイロットにもなれなかったと記憶しています。

しかし実は2022年現在の航空学生の視力基準は0.1となっています。

これは航空機に搭載されている機械の発達の恩恵が大きいようです。ですのでメガネをかけたパイロットが意外と多く見かけられます。

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2021〜2022年の冬シーズンに備えたい大雪対策グッズ/ラニーニャ現象で寒い冬になるかも

2021年から2022年にかけての冬は東日本から西の地方はラニーニャ現象の影響で例年より気温が低くなる傾向があると気象庁が発表しました。

つまり、大雪の可能性があるということですね。

そこで過去の事例を見ながら防災士として寒さ、大雪の対策を解説したいと思います。

ラニーニャ現象について

まずは簡単にラニーニャ現象について解説します。

南米大陸からオセアニアにかけての赤道付近の海水温が低くなる現象です。反対に同海域が高くなる現象はエルニーニョ現象です。

エルニーニョ現象発生時の日本の冬の気候傾向

気象庁ホームページのスクショを貼っておきます。

出典:気象庁「ラニーニャ現象発生時の日本の天候の特徴」

12月〜2月は気温については東日本から沖縄奄美にかけて低い傾向があるようです。

そして降水量については北日本の太平洋側と東日本から西日本の太平洋側で多くなる傾向があるようです。

過去のラニーニャ現象による大雪の事例

過去30年の冬季にラニーニャ現象が発生した年を上げていくと

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フライトジャケットの話/MA-1はレトロデザインだけど愛されています

だんだんと寒さが増す11月後半になって来ましたが、ぼちぼち防寒用のコートやジャケットを着ている人が増えて来ているのではないでしょうか

定番の冬アイテムの中でもミリタリーファッションで言えばパイロットが愛用しているというフライトジャケットのMA-1を思い浮かべる人はかなり多いと思います。

MAー1とは

1950年代〜1980年代に米軍で導入されましたが、単にフライトジャケットというとパイロットの着ている防寒上着だけでなくツナギ(パイロットスーツ 飛行服)を指すことも有ります。

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