2021年6月17日から気象庁は、「顕著な大雨に関する情報」等の提供を開始すると発表していますが、その情報の中で
「雨雲の動き」において線状降水帯の雨域を囲む楕円表示について、同日13 時より開始いたします。
とされています。
線状降水帯って何?
線状降水帯に特に注目されるようになったのは、昨年2021年(令和2年)7月4日、九州の熊本県球磨川の洪水発生の原因のほか、何度も洪水や土砂災害の要因にもなっているからです。しかし名称は近年出てきましたが、かなり前から知られている降水現象なので地球温暖化による環境の変化が関連しているかは、特に関係ないとは思います。
気象庁の資料をお借りしますが
気象庁発表の「災害をもたらした気象事例 令和2年8月11日」における11ページの危険度分布の図を見ると特徴が顕著に見られます。
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