夢や目標を叶える数学的発想(積分法)/大きな目標のために小さな目標を積み重ねていこう

今回は「夢や目標を叶える数学的発想(積分法)」というタイトルで書いていこうと思います。

前回の「夢や目標を叶える数学的発想(微分法)」では、最初に目標を設定して目標に向かう過程を細分化し小さな目標を設定していくこと解説しました。

夢や目標を叶える数学的考え方(微分法)

では積分法は何かというと

目次

“実績や経験を積み上げた場合に達成可能な夢や目標を設定する”

という方法です。

学校であれば偏差値を基にした進学先の設定、企業であれば決算を基にした業績目標となります。

過去に用いた手段と実績から考える

前回のブログでは摂取カロリーの減量によって体重を落とすことを事例としてあげましたので、また例えでダイエットを用いて説明したいと思います。

ダイエットの記録から考えること

  • 摂取カロリーをどこまで落としたか
  • 体重を何kgまで落とせたか
  • 期間はどれくらいだったか
  • 食事以外の手法はなんだったか
  • 前回の実績
  • 現在の体重

記録とは別に新しい情報を挙げていきます。

  • 他者の実績、事例
  • 過去と現在を比較して消費カロリーの違い
  • より効率的な食事法の選定
  • 現環境

記録と情報を総合して考えて、最後に実現可能と思われる数値目標と期間を設定します。

積分法は実績の積み重ねとなり、無理な目標を設定しなければ達成可能です。

積分法の最大の利点は、設定した目標と現在の経過状況を比較して、計画変更し目標数値または期間の変動ができることです。

実際のダイエットがうまくいかない話はよく聞きます。

そもそもの目標数値の設定が合理的でないこともありえますが、計画と実績に差異が生じた場合は再検討して目標値や計画の修正を行うことによって心理的負担を軽減します。

夢や目標がない人向けの積分法

積分法は夢や目標のない人にも用いやすいと考えます。

実績と原資を積み上げることで自分の可能性を見出し目標を掘り起こします。

積み重ねる要素

  • 実績
  • 用いることが可能な時間
  • 資金
  • 人脈
  • 実績には直接結びつかないが有用な経験
  • 用意できる道具

この項目を見て、どれも乏しいと思うとしたら、そもそもの元となる経験が不足している可能性があります。

でも経験不足については、ネットがある現在の環境では、スマホがあればググって誰かの経験話を読むだけでも十分補えます。

気をつけるのは心が折れて計画そのものを放棄することです。

また勘違いしがちなのは実績を成功した証しと思いがちですが、失敗も立派な実績、結果であり有効なものです。でも放棄してしまったら失敗でさえ意味を為さなくなります。

ただ、資金だけは働く他ないのでどうしようもありません。今、現在働いている人だと尚更資金を稼ぐ方法は限られてくるでしょう。

この方法をリスクのないイベントなどで試してみてください。

もし順調に行くようなら、他のことにも応用していきましょう。小さな成功・実績が積み上がり自信につながりますし、より大きなチャレンジへのハードルが驚くほど下がります。

ただ大きなチャレンジをするならある程度お金をかけて準備することも大事になってきます。

例えば海外の方を相手にするための英語の勉強とか。

次回は、夢や目標を立てるのも面倒くさい、必要ないと考える人向けの社会で安定して生活できて信頼される方法を書いていきたいと思います。

より数学的な考え方で勉強やビジネスに活かしたい方はこちらの記事もどうぞ

「直感力を高める数学脳の作り方」を読んで・効率の良い記憶に残る勉強法じゃん、て話

以上です。