ヨーロッパ旅行10月1日(デンマーク2日目)/自転車先進国と世界3大ガッカリ像

2016年9月28日から11月3日までデンマークの首都コペンハーゲンを皮切りにドイツ、オランダ、ベルギー、フランスを旅行してきました。見れなくなった方のブログ『よしっさ』に書いていましたが、内容を充実させて随時アップしています。

では本編始まります。

コペンハーゲンで迎えた2日目の朝陽

結構寒いです。日本を出た時は30℃超えの季節外れの真夏日だったのに、晴れているとは言え10度もいかない冷えるデンマークの朝でした。

前日は使い方を間違えて自転車のタイヤに空気か全く入らなかったけど、ネットで調べた取説通りにアタッチメントを入れ替えれば、ふつーに、自転車に空気を入れてみたら、ふつーに問題なくタイヤはパンパンに膨れ上がりました。

前回の記事はこちらです。

ヨーロッパ旅行9月30日(デンマーク1日目)/いきなりトラブルの連続

(あの不安は何だったんだろうか)

でも全てがうまくいきそうだとポジティブ思考発動しました。

前日に会っていただける約束をしたKさんとスカイプで

「10時半ぐらいにコペンハーゲン中央駅のカフェでノートPC開いて作業してますので見かけたら声をかけて下さい。」

とコペンハーゲン中央駅で会う約束をしました。

ホテルをチェックアウトし、Kさんに指定されたコペンハーゲン中央駅のカフェへ、スマホのグーグルマップを確認しながら自転車で向かいました。距離は7kmぐらいだったはず。

Kさんとは当然、初対面ですがツイッターのアイコンでお顔は何となく分かっていたし、日本人は少ないだろうから見間違いもないだろうと不安なくペダルを漕いで進みました。

自転車は問題なく進み、初めての景色に感動しつついろんな刺激が視界に飛び込んできます。自転車専用道路の表示があり、自転車表示のある信号があって驚きました。デンマークって自転車に優しいんだと感じました。

コペンハーゲン中央駅は初めて見た時、駅に見えず歴史ある建造物のような外観だったので、最初は理解できず周りをうろうろ。名所のチボリ公園とか他の建物との位置関係から考えてもここしかない。

予定の10時半も過ぎているし、意を決して建物の中に自転車を引きながら入ってみると、ファストフード店やカフェが幾つかあり、日本人はいないかとお店の中を次々と覗いて行くと、それっぽい人が。

日本だと大きな駅の中に自転車を置いてお店に入るのは非常識ですが、ここは日本じゃないし気にせず自転車に鍵をかけてお店の中へ。

「Kさんですか?」

「そうです。初めまして。ようやくお会いできましたね。」

「初めまして急に無理なこと言ってすみません。しかも遅れてしまって。」

と会話をしつつ、お互いお昼ご飯がまだだったので、Kさんの提案でコペンハーゲン大学近くのレストランへ行きましょうと、自転車で行くことになり、Kさんの乗る自転車の後ろを追従する形で移動開始。

Kさん「デンマークでは、自転車の右左折時は曲がる方向の腕を横に出して下さい。停車する時は腕を上に挙げてください。しないと取り締まられて罰金です。」

自転車ヘルメット努力義務化2023年4月1日から

日本でも遂に努力義務とはいえ、交通法でルールかされる事になりました。努力義務とはいえもしヘルメット被らないで自転車事故を起こして怪我をしたり相手にさせた場合、傷病保険や生命保険が降りない可能性が大きくなるのでしっかりと被りましょう。

話を戻します。

確かに自転車に乗る人は皆、手信号=ハンドサインをしていました。

海外での自転車交通ルールが厳しいことを実感することができました。

加えて驚いたのがKさんの自転車を漕ぐスピードが速い!ママチャリみたいな自転車なのに!

私は確かに少しは重い荷物を持っているけど、それでもKさんはロードバイクより余裕で速い。と思っていたら他の自転車に乗っている人たちも速い!!ついて行くのに実は結構必死でしたよ、Kさんw

レストラン付近の道路は、そこまで広くないものの人で混み合っている印象でした。

何でもコペンハーゲン大学が近いから学生の街なんだとか。

駐輪スペースにも自転車がいっぱい。私の自転車の後輪の両サイドにはキャンプ道具が入ったパニアケースが付いているので無理やり押し込むような感じでいれました。ワイヤーロックは二重でケースも取られないようにしました。

レストランの中に入り、Kさんのご配慮で店員さんと交渉して俺たちの自転車が見やすい窓側のテーブルへ。バイキング形式で食事を注文。

前の日からまともな食事ができてなかったので食欲はあまりなかったけど、肉はしっかり食べようと取り皿をもって料理ところにいきました。

味の予想がつかない食べ物がたくさん。甘そうな辛そうな。いくつか料理を取って席に戻るとKさんが料理の一つを見て

「それ、豚の挽肉を焼いたようなやつはデンマークの料理なんですが、味は好き嫌い分かれますよ。」

一口食べると、苦く塩辛く舌にのこる変な味でこれ以上食べるのは無理と思いました。お料理さんごめんなさい。なんでも単品で食べるのではなくパンか何かに挟んで食べる食材とのことでした。

フォークが刺さっているのがそうです。もう一回デンマークに行けるなら美味しい食べ方をしてみたい!

ご飯を食べながら、Kさんのデンマークに住んでいる理由を聞いたり、私の前職の話をしたり。ちなみにSIMカードついてスマホを渡して確認してもらうとやはりアクティベートはできているとのことで安心しました。

旅に関する状況を聞いていただいて

「問題なさそうですね、きっとこれからも大丈夫ですよ」

とお言葉をいただきました。

Kさんは、非常に優しい方で単身でコペンハーゲンに留学するぐらいチャレンジ精神あり勇気付けられました。大袈裟に言えば命の恩人ですw

この日は、Kさんの借りているアパートに泊めていただける事になりました。ただ17時まで用事があるとのこと。

午後から作業するというCIID(世界でも有名な先進的なデザインスクール)のある建物まで一緒に行き、時間になったらまたこの建物に来て、それから一緒に部屋へ行きましょう、それまでは自転車と荷物を建物に置いても良いから観光スポットを回ってきてみたら?と勧められたのでコペンハーゲン市内を散策スタート。

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デンマークの観光案内でもよく見かけるカラフルなデザインの建物が河沿いに立ち並ぶ風景。

噴水

『人魚姫の像』世界3大がっかり像の一つだそうですwはっきりいってちいちゃいです。

こっちの方が迫力あった牛車に乗る英雄の像?

いかにもな建築物。

カフェやレストランが立ち並ぶ川沿いでくつろいだり、歩いて観光をする人々で溢れていました。

お腹が空いたのでおやつです。

早速、現金しかダメといわれました、、、

デンマーク海軍の艦が停泊していました。母港なのかな?

観光名所は日本人には見所たくさんです。

この日の最高気温13度かな?薄手のダウンジャケットやコートを着ている人がいるのにビアガーデンちっくなお店は多数のお客さん。

17時まであっという間に時間が過ぎました。

Kさんが作業をしている建物に戻り、中から鍵がかかっているので電話をかけるとまだ終わらないので、鍵を開けてもらって中で待つことに。

なにやら製作中の様子でしたが、説明を省きます。

そうすると、一人の男性が自転車を持って部屋の中へ。

何でもチェーンが外れたから直す為の工具を借りにきたKさんの仲間だとか。上手く元に戻らないので手伝いを引き受けたのは良いけど力任せにドライバーをこじって手をチェーンガードにぶつけて何箇所か擦り傷ができて血が出てしまいました。

(余計なことした・・・)

Kさんがすぐにバンソウコを持って来てくださり大事にならず。でも気を使わせてしまい反省、、、

おまけに旅先で負傷はよろしくないと自分の不用意さにもげんなり。でも気を取り直してKさんの部屋へ移動開始。途中にスーパーへ寄って食品の買い込み。

海外で初の買い物がスーパーだった経験は、後々各国に行ってもスーパーでの買い物に抵抗なくなりました。

当然見たこともない食品だらけ、適当パンや水などを買って、アパートへ到着。

車も出入りできる大きな自動の開き戸を通り敷地内に。アパートって感じがしない。自転車は地下の駐輪場へ。部屋は何階か上でした。

優しいKさん、日本の家族が心配して送ってくれるからと、バンソウコをたくさんいただきました。これからの旅も考えると大変ありがたかったです。マヂ感謝!

昼間とは違う雑談で盛り上がりましたが、Kさんが翌日も朝から用事があるので、無理に会話に付き合わせても何なんで0時前には就寝。

日本に戻ってから改めて知ったことに、Kさんはエンジニア・デザインリサーチの分野として実はかなりの凄い有名人です。

突然コペンハーゲンに押し掛けてきたオッサンを相手していただき恐縮で、誠に感謝しております。

またお会いしてお話しさせていただきたいと願っています。

広いアパートで大きなソファーを貸してもらって暖かい部屋で眠れるなんて幸せでした。

次回はこちら

ヨーロッパ旅行10月2日(デンマーク3日目)/自転車旅行がようやく始まる

以上です。