ムラサキダコとの出会い

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不思議な生物と地元の海で遭遇

2021年8月19日にyoutubeのshort動画ではアップしていましたが、ブログとしては何も記録を残していなかったので思い出しながらにはなりますが改めて当時の状況を書いていこうと思います。

SUP中に発見、大きなゴミ?

撮影したのは2021年7月24日です。

この日は波がなくサーフィンではなくSUP(Stand Up Paddleboard スタンド アップ パドル ボード)をしていました。

簡単にいうと大きなボードの上に立ってオールのような「パドル」で漕いでクルージングを楽しむスポーツアクティビティです。

SUPについては下の方に関連したブログ記事のリンクを貼っておきます。

砂浜の波打ち際から数100mぐらい離れた、漁港の近くのところをクルージングしながら海を眺めていると赤茶色の大きな幕のようなものが水中を漂っているのを見つけました。最初は大きなビニールゴミか傘かと思ったぐらい、動きがほとんどありませんでした。

ところがその動きをじっとみていると明らかに海の流れと違うように思えたので近づいてほぼ真上から見るようにすると、ネットなどで見かけたメンダコに近いイメージだったので、たまたま持っていたGoProHERO7で撮影を試みました。

ちなみにSUPをするときは水中メガネやゴーグルなどは持たず、従って海の中に入っても物体がはっきり見えるわけでもなかったのでひとまずは撮影してみて、後でPC上で確認してみようと思っていました。

この日は波がなく比較的穏やかな海のコンディションだったと記憶しています。それに海の深さは持っていた長さ180cmのパドルを海底の砂に刺したら二の腕まで海面に入ったので大体2m程度と比較的浅瀬のところだったので、仮にメンダコのような深海を住処にする生物がいることはそうはないと思いつつも、でも年に1、2回はリュウグウノツカイのような生物が日本海沿岸に流れ着くことがあるのでもしかしてとも想像していました。

一通り周囲から撮影し終わると、なぜかこの物体は沖に向かって深く潜るように移動していきました。この時点でやはり生物かなとは確信できました。

PC上で「謎の生物」確認してみる

GoPro7からメモリーカードを取り出しMacBookProで確認すると、裸眼でははっきり見えなかった眼のような黒い部分や、ヒダの部分がはっきりわかり、やはり生物の類いなのがわかりました。

これ何?

動画を見ていてタコイカの類いなのは間違いありませんが。ただ胴体部分が長細いのはイカに近くてもヒレがないのでイカではなさそう。

かといってタコにしてもいわゆる8本足のタコとも違い、頭に浮かんだのは深海生物「メンダコ」。

ただメンダコの特徴である耳のような突起も見当たらないので少し違うようです。それでわかる人がいるかもとyoutubeにアップしてみました。

ムラサキダコと判明

そして、すぐに反応があり「ムラサキダコ」とのコメントがつきました。ネットで調べてみると、熱帯から亜熱帯域の珊瑚礁を捕食場として活動するそうですが日本海側での発見もたまにあるそうです。

メスが体長2m程度でオスは数cmというかなり体格差がある種類のようです。

メスは危険が近づくと脚についているヒレを大きく広げて威嚇するようです。私が近づいた時は広げていないので脅威に感じなかったのかそれとも弱っていたのかも。

非日常と会った時の感動を残すために

ありきたりですがGoProのようなアクションカメラがあると便利です。2023年ではスマホのカメラも日常使いとしては必要以上に高性能ですが、やはり海のしかも沖合で失くすリスクを考えると気軽には水中撮影に使えません。

なので防水カメラをお勧めすることになります。

最新はGoProHERO11となります。

合わせてアクセサリーも購入しないと水中撮影するには失くすリスクが高いのでご注意ください。

以上です。