【書評】「GRIT」やり抜く力を読んで/続ける努力だけでなく向上心と合わせることが大事って話

3年ぐらい前に購入した本でアンジェラ・ダックワース著「「GRIT」やり抜く力」のネタを元に最近、Youtubeで解説しているYouTuberさんがちらほらいるようなので読み返して見ました。

やり抜く力ってつまりは努力なんですが、成功者はほぼ努力をしているとこの本では訴えています。

努力し続けるためには

  • 向上心を持つこと
  • 社会のためになっている/今後社会に役立つことをしていると信じること
  • 楽しむこと

上記のことも重要だと述べています。これは楽して金持ちになれたら良いなと考える私には耳が痛いです(笑)

若い人にはかなりハードルが高いのは、社会のためになっているか/今後社会のために行動できるかとういう点かなと個人的には思います。

自衛隊に入ってくる新人の相手をしていたときも、「気象業務は部隊の運用に資する」とかお堅く伝えますが個人的にはあんまり伝わってないだろうなといつも感じていました。

でも訓練等で航空機のフライト中に悪天が近づいてくるのがわかり、迅速な気象観測で状況を伝えることがパイロットや地上の整備員、艦艇乗りの身体の安全のためになることがわかってくるころには立派な気象員・自衛官の顔になっています。そして責任ある階級に昇任しています。

『「GRIT」やり抜く力』内容には、より詳しく努力とかやり抜くことで成功につながる事例を挙げています。今は誰でもお世話になってるGAFAの一つAmazon.comの創始者にもふれている記述もあります。

努力の意味を見出したいという方はもちろん、ちょっとした雑談ネタが欲しい人にもおすすめの一冊です。